Five-Five-Six |妄想MMO小説 「Split Soul」 episode 1 ―― Hearsay ――

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    妄想MMO小説 「Split Soul」 episode 1 ―― Hearsay ――


    遠い昔 はるかかなたの銀河系で…

    時は二十一世紀の超幕末。欧米文化を取り入れた日本は時の将軍家茂が百六十歳を越えるという長寿で年号は安政百四十五年を数えていた。
    その時、日の本の民はスターウォーズギャラクシーズの世界に居た。そのある日の事である。

    記:これはStarWarsGalaxies(SWG)というMMOをネタにしたフィクションであります。 
    続きを読むでお読みくださいまし。
     
    「トフィーにレモネード、手作りかぁゴチソウだなぁ・・・。ピクニック楽しいねぇアハハ・・・」
    「おら、おい起きろ!あに寝てやがんだ」
    「むにゅ・・・、はっ!夢かぁ・・・。デート、夢・・・かぁ、エリンギさん可愛かったなぁ・・・ムニャ」
    「とっとと起きろ、おら!。とっとと昨日言っておいたブツを取りに行ってこい!」
    「痛ってぇ!パチッ! はひ、おやびん。行ってきやす!」

    「解らない事が有ったら人に聞く前にSWG-wikiを見ろよ、気をつけて行って来い。買ってくる物はわかっ」
    「がってんでぃ、おやびん!」

    そう食い気味に言い放つと青い髪の青年は一目散に駆け出した。路地を曲がった先で誰かとぶつかったのか、
    どんがらがっしゃーん、という音が聞こえる。

    「マレリオ・・・。あの、そそっかしいのは何とかならんものかのう」
    「シュメさん、あいつはCU後生まれ、まだまだ若いのも有るが・・・まぁ性格だな。アレは変わらんよ」

    脇差にハンマーという妙な組み合わせの武器を持ち、ギルド家BRCの上がり框で膝を抱えて座った
    黒尽くめの服を着た総髪の女性は深く溜息をついた。
    名をトリーと言う。バンサ・ライダーズ・クラブ、通称「BRC」のギルドマスターである。
    また、奥で囲炉裏に向かってのんびりと茶をすすっている男、名はシュメルツ。
    こちらも金髪総髪で立派な髭をたくわえたBRCのギルドメンバーである。


    「時にシュメさん、あの話しを聞いたかい?」
    「八丁堀の旦那が言ってた奴かの?」
    「それだ、町外れで死んでた 反乱の侍の話しさね」
    「なんでもライトセーバーで心の臓を一突きって話しじゃのう」
    「反乱軍の賞金首エリオ、テラカシか。若いがかなりの腕だったと聞く、斬ったのは帝国の奴か・・・」
    「手練じゃの」
    「手練だな、おまけにジェダイと来た。帝国臣民でジェダイ。まさかシュメさんじゃ無いよな」
    「勘弁しておくれよトリーさん。ワシはまだまだパダワントライアル中じゃ、それに賞金稼ぎじゃないわい」
    「まぁな」
    「まぁなって・・・。仕方がないのう、マレリオが使いに行っている間にちょっくら調べに行くとするかの?」
    「だな」


    半刻程の後、アルスター診療所ではマレリオが手を後ろでに組んで大声で叫び立てていた。
    「アールースーターさーん!、せんせーい、先生先生!居やんすかー!赤ひげせんせーい!」
    ガタガタと扉が開き、ムッとした顔の金髪女医が顔を出す。
    「大声で名前を呼ぶんじゃありません!子供ですか!まったく。
     それに誰が赤ひげですか!今は診察中なんです、少し待ってなさい!」
    言うやいなやピシと戸を閉めた。
    「じゃ待たせてもらうよー!、ったく急ぎの用だってぇのになんでい」
    診療所の扉越しに中の声が漏れ伝わってくる。
    「はいはい、お待たせしました。フローネさんにユモさん。お悩みは赤さん・・・が出来ないって事でしたね」
    「人並みにはしとるんじゃけぇのぉ・・・」
    「ポッ・・・・・・ゲフゲフ」
    「あちゃぁ、フローネ姐さんに河童の旦那かぁ。♪愛があれば大丈夫~とか言ってたけど異種交配は無理だわな。
     ウチはギルメン同士の恋愛はご法度だっつーのに。おっかねぇおっかねぇ関わらねぇようにしねぇとな」
    扉に耳を付けて聞き耳を立てていたマレリオは通りへと逃げ出した。

    「さてと、ウィミさんのお店に行く約束の刻限までにゃぁ、まだチット早ぇときた。一杯ひっかけにでも行くとすっか」
    鼻歌を歌いながら近場の酒場、カンティーナに歩き出す。
    「♪あったかめったか あたたかちゃー ミスターHOTであたたかちゃー、とくらぁ」
    20年以上前のCMソングである。その足取りはアホが付くくらい軽かった。

    「はいはい、ドロイドじゃ無いですよと。こんちゃー」
    「いらっしゃいませー」
    「いらっしゃい~」
    「あら、マレリオさん」

    店内では踊っているエンターテイナーとは別に、見知った顔が幾つか有った。マレリオは気さくに話しかける。
    「ウィミさん、今日もベッピンさんだねぇ。後でお店の方に伺いますね。親分がスロット4のガンベルトを注文したそうで」
    「よぉ、ギンガ’、おめぇさん酒の飲みすぎじゃぁねぇのかい?
     おいらの見立てでは肝臓がやられちまってるよ、だからそんな顔ぉ真っ黒けなんだよ」
    ボス!
    マレリオに近づいた黒い肌のトワイレックの女性は、大刀の柄でマレリオのミゾオチを容赦なく無く突いた。
    「く・・・組長、ただの冗談じゃ・・・」
    ゴキ!
    「痛ぇ!」
    今度はカービン銃の銃床でテンプルに横薙ぎの一撃である。
    「あんたぁ!今度黒いとか、組長とか、ヤクザとか、酔っぱらいとか言ったら、こんなモンじゃ済まないと思いな」
    よっぽど機嫌が悪かったらしい、ギンガ’の目は金色にランランと光っていた。

    ――こんなモンって・・・怖ぇ怖ぇ、いつも言ってる事じゃねーか。・・・にしても今日は加減が無ぇな――
    「お、ダクスターの旦那。今日はダンサーじゃねぇんですかい?」
    「あ、ああ。チョット揉め事が起きてな。今、話してた所なんだよ」
    「てぇと?」
    ダクスターは件のエリオの事を話し始めた。
    ただしこの三人とエリオは仲が良かったので、その話しには最近エリオが残した言葉も混じっていた。
    「するってぇとお前さん、何かい?エリオは最近誰かに、ずっとつけ狙われてたわけかい?」
    「ああ、黒いフードを被ったマント姿のヒューマノイドらしい」

    そこへマレリオの買ったばかりのiPhoneが鳴る。トリーからの連絡である。
    「あ、おやびん。アルスター先生は忙しいらしくてね、おいらぁ今カンティーナでさぁ」
    「そうかソイツは好都合だ。今、そこに戦闘職の奴は誰が居る?」
    「んー、オイラ、ダクスター、ギンガ’・・・。あ、ユモさんが今来たな」
    「よし、その全員連れてナブーのケレンまで来い、フル装備でな。着いたら連絡しろ」
    要件を伝えると通信は切れた。マレリオは液晶画面を服の腹でこすってキレイにするとポッケに収めた。

    「・・・なんだかきな臭ぇ雰囲気だな、今のエリオの事に関係有りそうだ」
    マレリオは手短に皆に事の次第を説明すると、大声で走り去りながら言い放った。
    「皆んなトリーさんからの招集だ、エリオ絡みらしい金子はたんと弾むから手伝ってくんねい」

    あっけにとられている一同の中、ギンガ’ただ一人の雰囲気が違った。
    「黒いフード・・・ケレン・・・」

    To be continued

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