Five-Five-Six |妄想MMO小説 「Split Soul」 episode 4 ― A Disturbed Hope ―

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    妄想MMO小説 「Split Soul」 episode 4 ― A Disturbed Hope ―

    「よっ、たーまやー かーぎやー」
    昼ひなかっから花火に打ち興じている男が居た、マレリオである。
    花火に火を付けるとダッシュで走り、振り返るとその打ち上がった花火を見上げ掛け声をかける、コレを飽きもせず繰り返している。

    「マレリオさん・・・もうちょっと静かにしてもらえませんか?」
    そう高い声で言ったのはタクタ。モスアイズリー南方奉行所、火付盗賊改の同心である。
    手に持った十手型ライトセーバーを湖の方を指しクルクル回す。
    「あっちがし200m辺りに下手人の家が有るんですから、皆んな集まるまで静かに待ってておくんなせい」
    「あいあい、タクタの旦那。あと来てないのは・・・ユモさんか」
    マレリオはケレンエアポートの方角を見た。
    此処は惑星ナブー、ケレンシティーの郊外。のどかな湖畔地帯である。

    記:これはStarWarsGalaxies(SWG)というMMOをネタにしたフィクションでありますw。 
    続きを読むでお読みくださいまし。
    .

    見ていると地平にポツリと小さな影が見え始め、その影はどんどんこちらに近づいて来ている。
    「お、緑色。ユモさんが来なすった。って、相変わらず速ぇ匍匐前進だなぁ」
    先程までかすかにポツリと見えていた影は、ものすごい速さで近づいて来、
    草木を飛ばしながら目の前でザザザッと止まった。
    「ハァハァ・・・」
    「待ちかねたぜ、ユモさん。相変わらずの匍匐っぷりだ」
    「こんにちはー」
    そう言うと、ユモと呼ばれた河童のような男はぬっと立った。目の前にギンガ’の頭が有る。
    「ユモさん・・・近い・・・」
    ユモ、ゆっくりと離れ右手を上げ皆に挨拶をした。
    「親分、ユモさんが来たでやんすよ」

    「おう、ユモさん。タクタの旦那から話しが有る、キャンプを出してくんな」
    「あいよ」
    ユモはバックパックから茶色く四角いディードを出すと地面に放り投げた。
    とたん、豪華なキャンプが一面に展開された。20人は軽く収容出来るキャンプである。
    「さてタクタの旦那。調べはついたって話しだな。聞かせて貰おうじゃねぇか」
    居並んだ一同、居丈高に腕組みしているタクタを見下ろした。
    タクタは十手を片手にパシパシと先をもう片方の手に叩きながら皆を見上げた。
    そうタクタの背はちいちゃいのである。ボサン族はヒューマンタイプに比べて背が低いのが多い。
    「・・・首が疲れるから、一同座って貰いたいのだが・・・」
    と言うとベンチの方へテチテチと歩いていった。
    「・・・・・・」

    「反乱軍の・・・と言うか、幕府に仕えるエリオと言った方が良いか。エリオが殺されたってぇ話しは聞いているな?」
    タクタは左右に歩き回りながら、椅子に座った一同を見上げながら言った。
    と言っても、椅子に座ったのは三人、シュメルツ、ダクスター、ギンガ’で、
    ユモとマレリオは何故か地面に這いつくばり、トリーは正座をし瞑想をしていたのだが。

    「エリオはとある隊に所属していたんだが、どうやら揉め事が有ったらしい。
     結果、その隊の局長、まぁ一番お偉いさんから除隊を命じられたそうだ。
     だが、あそこは局中御法度が有名な所。エリオがどんな事をしたかまでは調べられなかったが規律の厳しい隊だ。
     士道不覚悟と言って除隊程度じゃ許されねぇ、つまり隊の中から暗殺者が放たれたと最初俺は見たんだよ」
    「・・・エリオさん・・・」
    「所がだ、エリオの心の臓を一突きしている所を見ちまった奴が現れた。刺したのは隊のモンじゃねぇ。あっこに居るエルンスト、奴さんだってぇ話しだ」

    「タクタ!、それは間違い無いってんだね。エルンストが・・・エルンストがエリオを刺したってんだね」
    ギンガ’は立ち上がるとタクタに噛み付くように言った。

    「ああ、エリオが居た隊にもジェダイは居るが、情報を言ってきた奴ぁエルンストに間違いねぇと言っている」
    「タクちゃんや、その情報提供者とやらは一体誰なんかのう。その隊の輩が下手人として罪を擦り付けたってぇ事もあり得るからのう」
    「名前は本来秘匿なんだが、奴を捕縛してもらうあんたらには言わなねぇといけねぇな。・・・チタニウム君だよ」
    「チタニウム君だぁ?・・・おい、タクタの旦那。それは嘘じゃねぇのか?」
    「奴ぁテレスケだが嘘じゃ無ぇと思うんだよ。今も報酬目当てにワクワクしながら奉行所で待ってらぁ」
    「旦那、見間違えって事も有りやすぜ?エルンストの旦那とは何回も飲み交わした仲だ。ここに居る全員もそうだろう。でも辻斬りするような人とは・・・」
    「だからお前ぇさんがたにこうして頼んでいるんじゃ無ぇか。
     奉行所としては万が一の事も有る、公に動けねぇんだよ。後でチタニウム君に騙されましたってんじゃな。
     かと言って賞金稼ぎ組合に頼むってぇのも大袈裟でいけねぇ。だから知り合いのお前ぇさん方に事の真相を確かめて来て欲しいのさ」
    「奴を仕留めるんじゃなくて、事の真相を吐かせれば良いってんだな」
    「そうだ、必ず殺さずに捕縛して参れ。そしてかまえてこの事は他言無用の事」
    「他言も何も奴さんの家、すぐソコじゃねぇか」
    「私はこのキャンプに残る、皆準備して仕事にかかってくんねぃ」

    タクタは、俺の仕事はここまでだぞ、と言わんばかりにベッドで丸まって寝始めた。見た目ワンコそのままである。
    装備を整えるガタガタと銃器の触れ合う音の中、一人踊りだす奴がいたダクスターだ。
    彼はピストラーとダンサーのスキルを取っている。
    「はいはい、戦闘前のバフをかけるから俺を見てくんねぃ。お代は要らないよ」
    肌色のホットパンツ一丁という姿にいつの間にか着替えたダクスターはクネクネと器用にエキゾチックダンスを踊っていた。
    見た目全裸の男を一同、手拍子をしながら見始める。

    「おいら、シンフォ狩りでダクスターさんとグループ組んで、今みてぇにバフ貰ってから一緒にCL上げした事あるなぁ」
    「バフか、ヒールも欲しいしアルスター先生に来て貰った方が良かったか」
    ダクスターは中空を見据えウットリしながら踊り続ける。

    「それにしても・・・なんだか」
    「なんっつーか・・・」

    「がっかりダンスだな」
    「がっかりダンスだなぁ」
    「がっかりダンスじゃの」
    「がっかりダンスだね」
    「がっかりダンスやわ」
    ダクスターはもう見られる事の幸せで恍惚の域である。

    そして、よし行くか・・・と言う事になった。

    To be continued

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